無題
あーるちゃんの雑記
惑星と惑星が軌道の途中で近づく瞬間があるように
ずっとかかわっていなかった人とふいに近づく瞬間がある
いっしょにいたら空気がすぅっと薄くなってしまうような人だった
基本、孤独が好きなのだ
でもまぁ、すぐ月に戻ってしまうんだろう
もう遠い日の感情になってしまったけれど
一緒に見た映画の内容とか
不意に思い出したりするこのやっかいな感情に
どんな名前をつければいいのかな
そしてその過去を話せないまま
唐突に昔の映画の話をしているあたしを
感情を表さないあの人は気づいているのかな
人は暇なときにどうしようもない過ちを犯したりするんだよね
土曜日はわりとのんびりに考える時間があったりするから、
なんてしょうもない理由をつけたりして
書きたくなる日なんて
ざわざわと心が動いてる日に限ってる
あふれる感情が抑えきれなくて
でも一行も書けなかったあの日は
ほんとうに辛かったな
だから、今は幸せなんだろうなって思う